
こんにちはwestroadです。
今回は漫画:尾羊英さん、原作:夜流さんの作品、
『悪役令嬢は無邪気に笑う。』の紹介です。
また、「悪役令嬢もの」というジャンルの魅力も解説します。
作品紹介『悪役令嬢は無邪気に笑う。』
読み切りタイプでページ数も少ない作品ながらも非常にまとまったいい作品です。
面白いですよ。読み終えたあとはスカッとします。
短い作品なので色々内容を書いてしまうとネタバレになるため、多くは語れませんがお互いの立場がどういうものか、主人公の反論、気持ち良いオチまですべて綺麗に着地します。
満足度も高いはず!
ひとことであらすじを言うと
王女が婚約破棄されるという内容です。ありきたりではありますが、爽快感が最大の特徴ではないでしょうか。
ぜひ気になったよという方は読んでみてください。
悪役令嬢もの作品
現在では悪役令嬢系の漫画がけっこう出ています。
悪役令嬢とは小説やアニメ、漫画、ゲームなどに登場するキャラクターのひとつです。
作品中ではその名の通り「悪役」として扱われているキャラですよね。
主人公やヒロインをいじめる役です。
この悪役令嬢を題材にした「悪役令嬢もの」というジャンルの作品が人気です。
悪役令嬢のフォーマット
主人公が「物語の悪役」として転生するところから始まります。転生先はもちろん乙女ゲームの世界や乙女漫画の悪役令嬢。
それに気づいた主人公は
という感じで転生前の記憶も残っているので、今置かれている状況が危機的であることを察知して悩みます。
そこでお決まりのバッドエンドを回避するために転生前の知識や知恵を駆使して行動をするという物語です。
このようなフォーマットで物語が展開するのですが、これがけっこう幅広く色々なストーリーを生み出すことができるので、「悪役令嬢もの」としてひとつのジャンルになっているんですよね。
という構図ですが、その展開は様々。
バッドエンドは死刑、結婚破棄、国外追放、没落など色んな内容があり、それを避けようと奮闘。
危機また危機を乗り越えていくジェットコースターストーリーもあれば、思わぬ別パターンの破滅フラグを立てられてしまったりします。
破滅への向き合い方も様々なんですよ。
運命を受け入れる悪役令嬢もいれば、破滅後の生活のことを先回りしてそれに備える努力をしたり破滅以外の可能性を見つけ出し果敢に行動したりといった風に主人公の考え方次第で、いかようにもストーリーが作れるということです。
面白い発想ですよね。
だからこの「悪役令嬢もの」は人気があるんですね。
僕もこれから色々読んでみようかなと思っています。
他のおすすめ悪役令嬢もの
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