こんにちはwestroadです。
ボンドルドはアビスがナナチにもたらしたものを『アビスの祝福』だと言いました。
アビスの祝福とは何か?
そしてボンドルドも祝福を受けたのか?
今回は未知の大穴アビスにとってもっとも厄介で謎に包まれたアビスの呪いと祝福について書いていきます。
メイドインアビス ボンドルド:アビスの呪いと実験
上昇負荷によるアビスの呪いの根本的な謎はまだ明かされていませんが、各層によってダメージの違いがあることはわかっています。
ボンドルドのいる深界五層は『全感覚の喪失と、それに伴う意識混濁、自傷行為』です。
そしてボンドルドの実験は上昇負荷をいかに回避して階層を上昇していけるか、ということです。
アビスの深層部を自由に行き来できることを目指しているのでしょう。
ボンドルドが六層から五層に昇る実験で得たもの。それが上昇負荷の回避方法と『アビスの祝福』でした。
数多くの孤児たちを昇降機に乗せ、昇降実験を繰り返す中でナナチとミーティによってそのカートリッジのヒントと『祝福』を発見しました。
実験成功の要因はふたりの間にある『絆』でした。
信頼関係が呪いを肩代わりする鍵だったのです。
メイドインアビス ボンドルドが見たナナチの受けた『祝福』
ボンドルドは昇降機にナナチとミーティを乗せました。昇降機は一方にかかる呪いを一方に押し付け肩代わりするという実験です。
ナナチにかかる上昇負荷の大部分をミーティが受けることになり、ミーティは人の形を消失し、小動物のような成れ果てに姿を変えてしまいました。
ミーティが受けたものは六層の上昇負荷『人間性の喪失、もしくは死』だけではなく、不死の身体という副産物も受けてしまったのです。
これはナナチが受けるはずだった呪いも二重に受けたことによるものなのでしょう。
そしてナナチが授かったものが『アビスの祝福』です。
ナナチは人格を保ったまま、ふさふさの毛に覆われ尻尾も生えてきて、まるで人間とウサギの人獣型になりました。
そしてアビスの力場が見えるようになりました。
とはいってもアビスの呪いを完全に回避できるのではないと思います。
ナナチがミーティを背負って五層から四層へ脱出している時、口から血がしたたり落ちていました。
力場が見えるので呪いの濃度が薄いところを選んで上昇することはできても力場に触れると呪いを受けてしまうのでしょう。
また、『いい匂い』がするようになるみたいですね。
レグがやたらナナチにくっついて匂いを嗅いでいましたからね。
この匂いについての効果はわかっていません。祝福を受けた者の体臭のようなものなのでしょうか。
ボンドルドが見つけたアビスの祝福とは、
精神や自我は保ったまま人間としての姿を獣化し、力場を認識する能力が備わる。そしていい匂いがするようになる。
つまりアビスに適応する身体を手に入れることができるということです。
メイドインアビス ボンドルドの受けた祝福
ボンドルドは「アビスが人に授けるのは呪いだけでない。 祝福も授ける事がある。ただ負荷が強すぎて解らないだけだ。」ということを知っていました。
その祝福をナナチに見ました。
ボンドルドの実験はナナチとミーティの実験を基にあの忌まわしいカートリッジを開発することに成功。
カートリッジを使って各層を行き来することが可能になったボンドルド。
ボンドルドは昇降機実験をしていた場所、黎明の箱庭でレグとの戦闘中に祝福を受けることになります。
そのカートリッジはプルシュカだったからです。
リコたちに出会う前まではプルシュカとボンドルドの絆はまだ完成形ではなかったのです。
しかしレグとの1回目の戦いに負けた時、プルシュカが現れました。
瀕死のボンドルドを見てプルシュカは「つらい・・・あたしを置いてかないで・・」
という言葉をこぼしました。
その瞬間にボンドルドはプルシュカと心が繋がったと確信したようです。
ボンドルドは祈手と体を入れ替えこう言いました。
「君たちは本当に素晴らしい・・私たちに足りない試練をもたらしブルシュカを完成へと導いてくれました。試練は愛をより深くします。」
ボ卿はプルシュカの心を引き寄せるためにわざと負けたのかもしれません。
なぜならボンドルドは祈手の身体を乗り換えることでいくらでも生き返ることができますからね。
ボンドルドにとって上昇負荷を押し付けるのであれば他の孤児たちのカートリッジでもいいのですが、祝福はプルシュカのカートリッジでしか得ることができないということです。(カートリッジ自体がえぐい代物なんですけどね・・・)
結果的にはレグがボンドルドを倒すことに成功しました。
とはいえボンドルドは死なないので、負けを認めながらも前線基地で過ごしています。
今ではボンドルドも力場が見えるなどの『祝福』を持っていると思われます。
ちなみにボ卿の尻尾は祝福によるものかは定かではありません。
祝福を受ける前にもあの尻尾のようなものがあったように思います。
まとめ
ボンドルドの実験は何度読んでも胸糞です。
しかしボンドルドは探求をやめることはないでしょう。それこそが黎明卿たる所以ですからね。
アビスの祝福とはアビスを生き抜くために手に入れることができる能力の獲得です。
つまり、人間からアビスの原生生物に近づくということではないでしょうか。
しかも自我や精神は保ったままで。
まだまだリコたちの浪漫は続いています。
今後の展開が楽しみですね。
ボンドルドももしかしたら再登場する時が来るかもしれません。
なんやかんや言っても人気キャラですからね。
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