プラチナエンドの天使ナッセはかわいいですよね。主人公明日(ミライ)くんのパートナーです。そんなナッセですが色々と秘密がありそうな天使ですね。今回はナッセの特別な秘密について書いていきます。(ネタバレあるので注意!)
プラチナエンド ナッセの正体とは?特別な力
ナッセには他の天使が持ち合わせていない能力があります。それは自分の神候補である架橋明日に触れることができるということです。
確かにナッセはビルから落下した明日(みらい)くんを受け止めました。考えてみれば他の天使が神候補の前に現れたのは生きることに絶望して自殺を決行しようとする直前でした。しかしナッセだけがコトが行われた後、ミライ君が地面にぶつかる寸前で受け止め、助けました。
人間は天使に触れることはできません。また天使も人間界のものには触れられないのです。
人や物を動かせる、それだけのことなのですが、ナッセだけができることなのです。
これが何を意味しているのか。米田教授は言いました。
「神候補へ直に干渉できるということは、運命を変えてしまえるということだ」
しかし、神候補に直接矢を刺せることはできないようです。また、ナッセはそのことが特別なことだということに気がついてはいないということです。
またナッセは純真無垢の天使と呼ばれているのですが、「嘘を見抜く力」を持っています。この能力はミライくんたちの戦いにおいてかなり役に立ちました。
純真無垢ゆえに澄んだ心を持っているからでしょうか。まさに汚れを知らないかわいい天使ですね。
プラチナエンド ナッセの正体とは?ナッセの存在
ナッセは人間に触れられることで神選びの段階で多大なる影響をもたらしました。
なぜナッセが特別な存在なのか。
それは神が地球に降り立った時でした。まだ生命がいないはずの地球にひとつの小さな生命が存在していたのです。菌なのか微生物なのかわからない存在。
それがナッセでした。
その小さな生命体が神様に入り込んできた。神は慌てて皮膚を切り捨てた。
神はその生命体にわずかながらも神の細胞が入っているのかもしれないと考えました。
もしそうであるなら、ナッセは神側の行動を取りうるのではないか。それを期待していたが、ナッセは何も理解していなかった。
これがナッセが特別な存在である理由です。
プラチナエンド ナッセの正体とは?はじまりの命
ナッセの中に神の成分が入っているのでしょうか。おそらく人に触れられるという部分ではそうなのでしょう。
しかし神を理解していないのはなぜなのか。
そもそもナッセは神ではなく、ひとつの生命体でしたね。
地球上に存在した最初の生命体です。
もともとひとつの生命体でした。もしかしたら、その一つが分裂しはじめ、いくつかの生命体に姿を変えていったとも考えられます。
神は言いました。
神が人間を作ったとも言えるし、人間が神を作ったとも言える、と。
だとしたらナッセの中に神の成分が入ったことで何かが生まれるきっかけになったのではないか。
私はそんな妄想にとりつかれました。
そう考えると人間は神が作ったものじゃないし、神も人間が作ったものではない。神や人間ではない別の何かがそれぞれを作ったとも言えるんじゃないか。
考えれば考えるほど混乱しますよね。
「プラチナエンド」、本当に答えの出ない作品です。
大場先生と小畑先生が挑戦した作品。簡単には消化しきれませんね。
ナッセは神様に答えました。
「私が天使になる前が何だったか?わかりません!」
「じゃあ神様。がんばってね」
どこまで行ってもナッセは無邪気ですよね。
あ、そうか!もともと人間だって生まれたばかりの頃は無邪気でしたからね。