映画「メイドインアビス深き魂の黎明」に登場する悪役ボンドルド。
一見物腰も柔らかく優しい人物です。残虐性と聡明さを持っていて、自分のやりたいことのためにはどんなことでも遂行する探究者でもあります。
そして、とにかくべらぼうに強い。
悪役としては申し分のないキャラクターです。
メイドインアビスはけっこうエグイ漫画と言われているのですが、その大半はこのボンドルドが担っているといってもいいでしょう。
これだけ特徴的なキャラですからけっこう人気があるんですよね。
今回はそのボンドルドの人気の秘密や秀逸なセリフ、彼の魅力について書いてみたいと思います。
目次
メイドインアビス ボンドルドは人気者:ランキングのコメント
メイドインアビスのキャラクター人気投票を行うと主人公のリコ、レグ、ナナチに次いで上位に食い込むのがこのボンドルドです。
ナナチの人気が一番高いように思います。
適役ではぶっちぎりがボンドルドです。
みんなのコメントを一部集めてみました。
↓劇場版「メイドインアビス深き魂の黎明」を無料で観られるよ↓
そうなんですよね。「愛」を持って接しています。しかし、それは無償の愛とは違ったのです。必要なツールだったのです。
まさにサイコパスですよね!
みんな癖が強いのが好きなんですね。
メイドインアビス ボンドルドは人気者:セリフ(名言)
リコ、レグ、ナナチの策略にボンドルド自身が追い詰められた時のセリフです。
劣勢に陥ったにもかかわらず、ここまで自分を追い詰めた三人に対して賞賛の言葉をかけたのがこの「素晴らしい」でした。
小さな子供たちが精一杯に強者である自分(ボンドルド)に立ち向かい、一撃を浴びせたことに感動していましたね。
子供の成長を喜んでいるかのような言葉です。
とはいってもボンドルドに親心があるとかではなく、単純に新しいアイデアや想像をはるかにしのぐ力を見ること、知ることが好きなんだと思います。
根っからの探求者なんですよ。きっと。
- 愛です!愛ですよ、ナナチ
- 悪態もユニークでかわいいですね
- ナナチ 元気そうで何よりです
- おめでとうナナチ ようやく解放されたのですね
- 君はかわいいですね
- ああ・・・本当に君はかわいいですね
ボンドルドがナナチに対して言ったセリフです。
ナナチ愛が止まりません。
ナナチはウザそうにしていますが・・・
ボ卿がプルシュカに言ったセリフ。
やたら『愛』という言葉を言いたがるクセがあるようです。
メイドインアビス ボンドルドは人気者:ボンドルドの功績
黒笛ハボルグさんはボンドルドについて語りました。
ボンドルドは10年そこらで誰も成し得なかったことを次々とやってのけたということです。
メイドインアビス ボンドルドは人気者:ボンドルドの非道なやり口
ボンドルドは目的のためなら手段を選びません。
ざっと挙げてみます。
・深層の遺物や情報の独断での横流し
・人体実験の果てに発見した薬品で巨大な外貨を得る
・羽虫の発生源が水だと分かれば猛毒を流す
・ルート確保に邪魔な動植物に火を放つ。周辺環境ごとに根絶やしにする
・孤児を連れて行き人体実験に使う。つまり誘拐および殺人
・多くの子供たちの性格や名前を全て覚えていて愛しているのに、最終的にカートリッジに肉詰めする
・実験のためなら他人の命だけでなく自分自身の命さえも実験台にする
メイドインアビス ボンドルドは人気者:ボンドルドとリコ
ボンドルドはリコと会話をします。その時、リコの印象を語りました。
「君は私が思っているよりずっとこちら側なのかもしれませんね・・」
リコはこう答えました。
「私は・・・ロマンはわかるのよ。あなたはこれっぽっちも許せないけど」
リコはアビスの子です。アビスに産み落とされ、アビスに還っていく運命を背負っています。
何よりもアビスを知りたいという好奇心に満ちています。
タマウガチに毒針を刺されたときも全身に毒が回らないようにレグに頼んで腕を切り落としました。
普通は肘の関節から切断する方がいいのですが、肘から先が残っていれば探窟で「出来ることの幅」が大きく違ってくるからです。
実験のために自分すら実験台に使うボンドルド。
探窟のために腕を捨てるリコ。
どちらも凄まじい探求心ですね。
そういった深い部分でボンドルドとリコは似ていると言えるでしょう。
確かにレグを見つけた時もリコはレグのことを隅から隅まで調べていました。
程度に差はあれど、未知のものを知りたいという欲求がお互いに強いのだと思います。
メイドインアビス ボンドルドは人気者:おわりに
今回はボンドルドの人気の秘密についてでした。
探求に対しての純粋な思いをみることができたのではないでしょうか。
ただし何度も言っていますが、そのやり方はひどいもんですね。
だけど、それだけ強烈な個性だからこそボンドルドの魅力が増幅されているような気がします。
----------------------------------------------