
家庭用ゲーム機では物足りなくなってきたゲーマーならゲーミングPCはぜひ検討したいところ。ゲーミングPCと言っても比較的安価な製品からコア層に向けたハイスペックなものなど様々です。
これからゲーミングPCを導入してゲームを楽しみたい人にとっては最初にどのようなものを購入すればいいのか迷いますよね。
今回はこれからゲーミングPCを買おうと考えている方に基本的なゲーミングPCの選び方を解説をしていきます。
ゲーミングPCと言っても比較的安価な製品からコア層に向けたハイスペックなものなど様々、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゲーミングPC:BTOパソコン特徴は?
ゲーミングPCの主な特徴について解説。
ちなみにBTOパソコンとは自由にカスタマイズできるパソコンです。ショップにカスタマイズを発注して自分好みのパソコンを製品化してくれます。
詳しくはこちらの記事でも!
グラフィックボード搭載
ハイスペックCPUを搭載
高性能冷却機能
それぞれ簡単に説明しますね。
グラフィックボード搭載
3Dゲームを楽しむにはグラフィックボードが必須です。このグラフィックボードの性能が大きく関わってきます。
現在は次世代グラフィックスであるNVIDIAのGeForce RTX 30シリーズが主流です。
選び方としては使っている液晶ディスプレイと、どの程度のグラフィック設定(画質)でゲームをしたいかで決めればいいのではないでしょうか。
液晶 |
グラフィック設定 |
推奨グラフィックボード |
4K液晶 | レイトレーシング | GeForce RTX 3090
GeForce RTX 3080 Ti GeForce RTX 3080 |
4K液晶 | 高設定 | GeForce RTX 3070 Ti
GeForce RTX 3070 |
FHD液晶 | レイトレーシング+高設定 | GeForce RTX 3070 Ti
GeForce RTX 3070 |
FHD 高リフレッシュレート液晶 | 高設定 | Radeon RX 6700XT
GeForce RTX 3060 Ti |
WQHD液晶 | 最高設定 | Radeon RX 6700XT
GeForce RTX 3060 Ti |
FHD液晶 | 最高設定 | GeForce RTX 3060 |
FHD液晶 | 高設定 | GeForce RTX 1660 |
グラフィックボードの考え方は『どのような解像度でゲームをしたいのか』ということから選択していけばいいでしょう。
フルHD環境でしかゲームをしないという方であればハイスペックのゲーミングPCは不要になります。その場合はRTX 3060などで対応することができます。
WQHD環境や4K解像度でゲームをしたいという方になると、ある程度のスペックが必要となります。具体的にはRTX 3060 TiやRTX 3070以上は必要になるでしょう。
ほとんどのゲーマーはフルHD環境でゲームを楽しんでいます。
ハイスペックCPUを搭載
CPUは主にインテル製とAMD製の2種類があります。
今まではインテル製がシェア率のおよそ9割を占めていたのですが最近ではAMDのシェア率も伸びています。
現在は、調査データにもよりますが、デスクトップPC向けのCPUでは、AMDのほうがシェアがやや高いと言われています。
インテルの最新CPUは「第12世代Core」です。
AMDの最新CPUはZen3の「Ryzen 5000」シリーズとなっています。
しかし、最新CPUは在庫が少なく、ドスパラやマウスコンピューターといった有名BTOメーカーでは、1つ前の世代CPUがBTOパソコンにメインで搭載されています。
具体的には、インテルのCore i7-11700あたりが、BTOパソコンでは人気のようですね。
高性能冷却機能
CPUクーラーは空冷式と水冷式があります。
空冷式とはファンで直接冷やすというシステムになっています。比較的、価格は安くなりメンテナンスもほとんど不要というところが特徴です。
しかし高い冷却性を求めるとなると、サイズは大きくなり、音も大きくなるというデメリットもあります。
水冷式はCPUを水の流動で冷やします。
特徴は良く冷えるということ。また静音性も高いと言われています。
しかし最近だと空冷式とあまり変わりません。ただ、サイズが小さいのでCPU周りの見栄えはスッキリします。
静音性に関しては、最近では空冷式も水冷式も静音性ではどちらもあまり変わりません。
特にこだわりがない方は価格の安い空冷式で全く問題ないでしょう。
ゲーミングPC:BTOパソコン予算はいくら?
ゲーミングPCを検討するとき、まず考えるのは予算ですよね。
売れ筋の相場で言うと13万~20万です。
それ以上の価格のPCになるとかなりハイスペックになるので、4K解像度でのゲームが可能になります。
逆に10万以下のパソコンになるとゲーム設定に調節が必要になります。妥協する部分が多くなるのでそういったことを考えて選ばないといけません。
ゲーミングPC:やりたいゲームから選ぶのもOK
やりたいゲームがある場合、その推奨PCから選ぶというのもいいでしょう。
まず最初にゲーミングPCを購入するならこの方法がおすすめです。人気のタイトルと推奨スペックを挙げておきます。